世を生かすためのわたしの肉(ヨハネ6章41〜51節)
「わたしは、天から降って来た生きたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉のことである」(51節)。ここでイエス様はパンから肉の話をしています。「世を生かすためのわたしの肉」。「世を生かすため」、ここで言う「世」とは、世にあるすべての人々のことです。世の人々を生かすための「わたしの肉」、それはイエス様が私たちを愛するがゆえに、私たちを罪と死の滅びから救うためになされた十字架の救いのわざのことです。主は十字架の上で肉を裂かれ、血を流されたのです。そのようにして、御自分の命をささげられたのです。私たちが互いに愛し合うことができるのは、イエス様の十字架によってのことです。主の十字架によって救われ、生かされていることを信じ、受け入れる時、互いに愛し合うことができるのです。どうか、共に主の十字架を見上げ、その愛によって救われ、生かされているお互いであることをおぼえて互いに愛し合うことに努めていきましょう。言葉、そして、生き方をもって、主を伝えていきましょう。十字架の言葉を語り、主の十字架の歩みに従っていきましょう。
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