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救いは今、ここに来た!(ルカ2章21〜38節)

ルカ2章には、シメオンの記事と共に、ここにはアンナという人のことも書かれています。若い時に夫を亡くした女性でした。この人の生涯について、こう書かれていました。「彼女は神殿を離れず、断食したり祈ったりして、夜も昼も神に仕えていたが、そのとき、近づいて来て神を賛美し、エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した」(37、38節)。神殿を離れない。それは教会を離れない、神様から離れない。そういう意味で理解して良いと思います。彼女の生涯は神殿を離れない。神様に礼拝する生涯であり、神様に祈る生涯であり、神様に仕える生涯であったことが分かります。そして、この女性がイエス様に会った時、彼女は「近づいて来て神を賛美し、エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した」。シメオンは救い主を抱きました。アンナは救い主に近づき、神様を賛美し、そして、人々に救い主のことを話した。救いは今、ここに来た!と話したのです。救いを待ち望んでいた人たちのところに今から二千年前に神様が救いを、救い主を送ってくださいました。私たちは救い主がおいでになったことを先週、喜び、お祝いしました。そして、これからもアンナのように救い主イエス・キリストのことを話し続けていきましょう。神様を礼拝し、神様に祈り、神様に仕え、神様のお送りくださった救い主を伝える。これこそが救いを待ち望む生き方です。

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