神さまの愛の衣によって生きる(創世記3章14~24節)【週報巻頭言】2024年10月13日
主なる神は、アダムと女に皮の衣を作って着せられた。
主なる神は言われた。
「人は我々の一人のように、善悪を知る者となった。今は、手を伸ばして命の木からも取って食べ、永遠に生きる者となるおそれがある。」
主なる神は、彼をエデンの園から追い出し、彼に、自分がそこから取られた土を耕させることにされた。こうしてアダムを追放し、命の木に至る道を守るために、エデンの園の東にケルビムと、きらめく剣の炎を置かれた。(創世記3章21~24節)
アダムとエバは、神さまに対して、罪をおかし、エデンの園から追放されます。それは彼らが、その罪のゆえに、神さまから見捨てられた、ということでしょうか?いいえ、これは彼らを世のただ中へと送り出されたことを意味します。21節には、「主なる神は、アダムと女に皮の衣を作って着せられた」とありました。これから、彼らは世のただ中を生きていかなければなりません。それは大きな不安があり、心配があったと思いますが、神さまが皮の衣を着せられた、というのは、神さまはもう彼らとは関わらない、彼らをお見捨てになった、ということではないのです。神さまが彼らを皮の衣で覆ってくださるとは、神さまは、これからも彼らを守り、共に歩んでくださるということなのです。私たちも、この世を生きる者ですが、神さまは、私たちのことも、皮の衣、いいえ、愛の衣で覆ってくださる、私たちを守り、共に歩んでくださるのです。神さまを信頼して歩んでいきましょう。
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