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アブラハムはなお、主の御前にいた(創世記18章16〜33節)

この創世記18章16節以下の個所は神様とアブラハムの会話、対話が記されています。聖書が示す神様は人と対話される神様です。どこか遠くにいて、一方的に語り、命じられるだけの神様ではありません。私たち人間と対話される、語り合われる神様です。創世記18章22節に「アブラハムはなお、主の御前にいた」ということが記されています。この言葉から、アブラハムが神様の前に立ち、神様の語られる言葉に耳を傾けている様子がうかがえます。しかし、ある聖書学者は、この個所の主語はアブラハムではなくて、神様であると言います。ですから、その説に従って言えば、この個所は「主はなお、アブラハムの前に立っておられた」ということだそうです。神様はアブラハムに語られた後、アブラハムの語るのを待っておられたのだ、というのです。神様と私たち人間の関係、それは神様が一方的に語られるだけの関係ではありません。神様は私たちの言葉にも耳を傾けてくださるのです。ソドムの罪を嘆き、叫ぶ、その声に耳を傾けられたように、アブラハムの語るのも、そして、私たちの語るのも、主はそこに立っておられ、待っておられ、聞いてくださるのです。

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