二人の人(ルカ24章1〜12節)
あの墓の前に立ち尽くしていた婦人たちとは、私たちのことかもしれません。復活の主が見えなくなる、分からなくなる。何かあると、すぐに信仰を見失う。ぐらついてしまう。そういう私たちです。しかし、あの婦人たちのそばに現れた二人の人が私たちのところにも現れてくれる。それは主にある兄弟姉妹であるかもしれません。この私のために祈ってくれるあの人、この人かもしれません。私たちが弱り果て、信仰を見失いそうになる時、愛を持って関わり、祈ってくれる、そして、御言葉を示してくれる人たち。私たちも、その愛に押し出され、祈りに促され、御言葉に聴いていきましょう。そして、復活の主をいつも思い起こすのです。婦人たちの前に現れた二人の人。私たちもまた、あの二人の人のように、人々に御言葉を指し示す者、復活の主を伝える者となっていくのです。8、9節にこのように記されています。「そこで、婦人たちはイエスの言葉を思い出した。そして、墓から帰って、十一人とほかの人皆に一部始終を知らせた」。主の言葉を思い出した婦人たちは、そのことを人々に一部始終知らせた、とあります。私たちもこのことをお知らせしましょう。主は復活された。主は生きておられる。復活の主を礼拝し、復活の主と共に歩みを続けましょう。
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