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柔和な方(ルカ19章28〜44節)

イエス様は「柔和」(ゼカリヤ9章9節の口語訳。新共同訳は「高ぶることなく」)な方であった。柔和というと、怒らないとか、優しい、といった意味を考えるかもしれませんが、この言葉の意味は新共同訳が訳していますように、高ぶらない、謙遜という意味があると同時に、他者との関係において、その相手を生かす力と言われた方があります。柔和、それは他者を生かす力。まさに私たちの主、イエス・キリストはそのような方なのではないでしょうか。子ろばに乗って、エルサレムを入城されたイエス様。それは柔和なお方、他者を生かすお方として、私たちのもとにおいでになったことを示しているのではないでしょうか。戦争のための馬ではない。作物を耕すためのろば。壊したり、殺したりではなく、作り出し、生み出し、育てることに用いられるろば。そのろばに乗って主は来られた。イエス様こそは、自分を捨て、他者のために生きられ、死なれた方。この方によって、今、私たちは生きる者とされた。生かされている私たちは、先立つ主に倣って、主の私たちへの愛に押し出されて、主と共に、他者のために生きる者へと導かれているのではないでしょうか。

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