真に生きるということ(ヘブライ12章1〜13節)
「霊の父に服従して生きるのが当然ではないでしょうか」(9節)。霊の父である神様が私たちを鍛錬させる意味、目的は10節に示されています。「わたしたちの益となるように、御自分の神聖にあずからせる目的でわたしたちを鍛えられる」とありました。それは私たちの側からしますと、罪と戦うとか、信仰の鍛錬というのは、「霊の父に服従して生きる」、つまり、神様に従って生きるためのことなのです。私たちは戦いや訓練が目的ではありません。主に従い生きるために、それに伴って、戦わなければならないことがあるし、訓練を受けるのです。しかし、目的は主に従い生きることです。9節は口語訳ではこのように記されています。「わたしたちは、たましいの父に服従して、真に生きるべきではないか」。この言葉が表しているように、主に従い生きるとは、神様の前に真に生きるということです。いろいろな生き方がありますが、神様が私たちに求められる生き方、それは真に生きる。神様の真理、真実を求めて生きること。そして、それこそが本当に実を結ぶ人生、良き人生ではないでしょうか。このような人生を新たに生きる方がありますように心から願います。そして、そのような人生を導かれる方、主イエスをこれからもお伝えしていきましょう。
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