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神に喜ばれる人にあれ(ルカ2章8〜20節)

「いと高きところには栄光、神にあれ、/地には平和、御心に適う人にあれ」(ルカ2章14節)
私はこの天使の賛美を読むと、自分は御心、神様の心に適う人になっているのかな?と心配します。それで神様の御心に適う人になるように、一生懸命、新しい一年頑張るぞ!そういう決心をします。でも、本当に御心に適う人になれるのかなあ、と決心はしたもののまた心配になります。昨年、新しい日本語訳の聖書が出版されました。聖書協会共同訳という聖書です。その訳でこの「御心に適う人にあれ」というところを見てみましたら、新共同訳聖書と本文は同じでしたが、注が付いていて、そこには直訳では「神に喜ばれる人にあれ」とありました。御心に適う、それは直訳では神様に喜ばれる人だというのです。
私たちは幼いとき、子供時代、親に喜ばれるように、とあるいは学校なら、先生に喜ばれるように、また教会なら、牧師に喜ばれるように、と頑張って歩んで来られた方がおられるかもしれません。これを別な言い方をするなら、親や先生や牧師に気に入られるように、ということかもしれません。喜ばれよう、気に入られよう・・・。
では神様に喜ばれるというのはどういうことでしょうか?聖書をよく読んで、よくお祈りして、正しい行ないに努めて・・・。それが神様に喜ばれることでしょうか?「神に喜ばれる人にあれ」とは、神様に喜ばれる人になりなさい!ということではなく、神様はあなたを喜んでいるということです。神様はあなたという存在を喜んでいるということです。どんなあなたであっても、あなたの存在、あなた自身を喜ばれる神様ということです。
神様に喜ばれている私は、私を喜んでおられる、愛しておられる。そういう方の言葉を聴きたい、語り合いたい。だから、聖書を読むのです、祈るのです。愛される喜びから、愛してくださっている方の愛に応えていきたいと、神様に従っていくのです。それが信仰ということです。

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