詩編の学びの恵み
毎週火曜日の女性会集会では北島久子先生による聖書の学びが続けられています。今は詩編を学んでいます。また毎月第三火曜日は「世の光」誌の聖書研究を学んでいますが、今年度はこれも詩編!「詩編に導かれて」というテーマで西南学院大神学部で教えておられた小林洋一先生が筆を執ってくださっています。5月の「世の光」誌は詩編1、2編を学びました。1編には「神に従う人」と「神に逆らう者」について記されていますが、このことについて、現実には私たち人間は白黒はっきりできない。中間的である、と述べておられます。確かにそうですね。私たちは神様の御前に立つ時、聖書の言葉に聴く時、「私は神に従っている者だ!」と断言できるような者ではないことに気づかされることが多くあるのではないでしょうか。しかし、一方では「私は神に逆らっているものなのだろうか?」と他者と自分を比較して、「あの人ほどでは」と自分をそれほどの罪人ではないかのように思ってしまう・・・。けれども、「神に逆らう者」について、「神に従わず、自身の考えに従い」(「世の光5月号」P13)という説明を聴くと、どれだけ自分は神様の言葉によらず、自分の思い、考えに生きているだろうか、と自分の罪深さに気づかされるのです。そういう中間的な、グレーな私たちですが(中間的ということはつまり、罪人ということです)、自分の罪に気づき、認め、主の十字架の赦しを受け入れることから、新たな一歩、神様に従わせていただくスタートが始まることをいつも忘れないでいたいですね。日々悔い改め、日々新たに歩みましょう!
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