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神を愛する(ヨハネの手紙一5章1〜5節)

「神を愛するとは、神の掟を守ることです。神の掟は難しいものではありません」(一ヨハネ5章3節)。神様の掟というと、難しいもののように思えますが、これは言い換えますと、神様の言葉です。私たちが神様に愛されていることを知り、神様を信頼して生きる時、神様の言葉を聴くこと、守ることはむしろ喜び、楽しみとなります。そのことを詩編の詩人はこのように言い表しています。「わたしはあなたの掟を楽しみとし/御言葉を決して忘れません」(詩編119編16節)。「あなたの定めはわたしの楽しみです。わたしに良い考えを与えてくれます」(詩編119編24節)。愛する者、信頼する者の言葉を聴くことは楽しいこと、嬉しいことです。神様と深い出会い、つながりに生きる者の言葉がここに記されています。そのようなことを知る時、今日の聖書の言葉は神様を愛しなさい!ということよりも、真に神様に出会い、神様を知る時、私たちは神様の愛に生きる者となるのですよ、というメッセージと言えるのではないでしょうか。
神様の愛、それは主イエス・キリストの十字架に集約されます。私たちを罪と死の滅びから救うために、主は私たちの身代わりとなって十字架にかかり死んでくださいました。これが神様の愛です。ご自分の命をささげてまでして私たちを救ってくださった愛です。この神様の愛、それは人間の愛と比べることはできません。人間の不完全な愛に対して、神様の愛は完全な愛です。私たちは自分や家族や友など、人の愛について考える時、そのことをふまえていなければならないと思います。私たちが人の愛の無さ、足りなさを嘆くことはできません。それよりもむしろ自分の愛の無さ、足りなさを嘆き、悔い改め、神様の愛をもっともっと深く知り、それに生きるように自分が努めていくことです。主によって愛され、赦されている私。主の十字架の愛をいつも見つめて、互いに愛し合い、赦し合い歩みましょう。

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