すべて神の栄光を現すために(一コリント10章23節〜11章1節)
あなたの人生の目的は何でしょうか?このような問いを受けたなら、みなさんは何とお答えになるでしょうか。その答えはひとそれぞれであると思います。「私はこのような事業を実現したい。それを目的として生きています」。そうお答えになる方があるかもしれません。「私は何よりも家族が大事です。家族のために生きています」。このようにお答えになる方があるかもしれません。いろいろな目的を持って私たちは生きています。それぞれに素晴らしい目的を持って生きていると思います。コリントの信徒への手紙一10章23節、この書を書いたパウロの人生の目的が記されていました。その目的とは何でしょうか?
10:31 だから、あなたがたは食べるにしろ飲むにしろ、何をするにしても、すべて神の栄光を現すためにしなさい。
パウロの人生の目的、それは「神の栄光を現すため」ということです。それも「食べるにしろ飲むにしろ、何をするにしても、すべて」とあります。パウロは自分の人生のすべてにおいて神様の栄光が現されることを求めて生きた人でした。それでは神様の栄光とは何でしょう。神様は御自分の御子であるイエス・キリストをこの世に、私たちのもとに送り、その栄光を現されました。十字架と復活という救いの御業を持って現されました。私たちの罪のために罪のないお方が身代わりとなって、犠牲となって十字架にかかり、死んでくださいました。主はどこまでも私たちのために、他者のために生き、死なれました。「すべて神の栄光を現すためにしなさい」。それは主の十字架の歩みに倣って生きよ、ということです。この私のために生き、死んでくださったイエス様。その愛に応えて私たちも主の歩みに少しでも従っていけたら、倣っていけたら幸いです。神様の栄光が現されますように、と祈りつつ歩みましょう。
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