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私はだれをも裁かない(ヨハネ8章12〜20節)

イエス様は「わたしはだれをも裁かない」(15節)と言われました。しかし、もし裁くとすれば、裁くのは私一人でなく、父なる神様が共におられ、神様が裁く、と言われたのです。神様の裁きと人間の裁きの違いは何でしょうか?人間の裁き、それは相手の罪、悪、あるいは弱さや欠点を裁きます。そして、相手を自分の中から葬り去ってしまおうとする。それが人間の裁きです。これが自分自身にも向けられることがあります。何かで失敗した時、挫折した時、ああ、何と自分はダメなのだろうか、と嘆きます。そして、自棄(やけ)を起こす、自分を棄てる、自分で自分自身を葬り去ってしまおうとする。肉に従って裁くとはそういうことです。
 肉に従って裁いてしまう私たちですが、イエス様は「わたしはだれをも裁かない」と言われました。これは、私はあなたがたのようには裁かない、ということです。そして、あなたがたには、別の方法、神様の裁きによって裁く、というのです。それはどんな裁きでしょうか?イエス様はご自分のことを「世の光」(12節)と言われました。この世を、私たちを照らすのです。すると、闇の中のことが、隠されていたことが、心の中のことが明らかにされます。私たちの罪が示される。そして、イエス様は私たちに罪があることを教え、罪を告白するように導き、罪から私たちを救い出してくださったのです。イエス様が私たちの罪のすべてを受け止めて、身代わりとなって救い出してくださったのです。これが、イエス様が十字架におかかりになった意味です。神様の裁き、それは私たちを罪から救うためです。

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