その人たちの信仰を見て(マルコ2章1〜12節)
イエス様のもとに四人の人たちが中風の人を連れてきました。その時の様子がこのように記されていました。「しかし、群衆に阻まれて、イエスのもとに連れて行くことができなかったので、イエスがおられる辺りの屋根をはがして穴をあけ、病人の寝ている床をつり降ろした」(4節)。何と大胆な、非常識とも思える行動でしょうか。それほどまでして、彼らは中風の人(自分たちの友人?)を主のもとに連れて行きたかったのです。それに対して、イエス様はどうされたでしょうか。5節に「イエスはその人たちの信仰を見て」とあります。イエス様は、中風の人をご自分のもとに連れて来た四人の人たちの信仰を見られ、中風の人をいやされたというのです。彼を連れて来た人たちの信仰にイエス様は応えてくださったのです。私たちも、この人たちと同じではないでしょうか?あの人をイエス様のもとにお連れしたい。その信仰をイエス様は見ておられます。そして、いつの日か、イエス様へと導きたいと願っているその人に救いが訪れることを待ち望んでいきましょう。そして、主は病の人にこのように言われます。「子よ、あなたの罪は赦される」(5節)。病は罪が原因ではありません。そして、罪を赦されるのは、神様であり、その神様から遣わされた神様の御子イエス様によるものです。私たちは「あなたの罪は赦される」、この言葉がこの私に向けられたことであり、イエス様の十字架による罪の救いがこの私のためであったと信じて、「起きて、床を担いで歩け」!イエス様によって罪を赦された者として新しい人生(イエスを主と信じ、この方の示す愛と赦しを求めて生きる人生)を生きていきましょう。
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