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【巻頭言】2020年12月6日 パウロの喜び(フィリピ2章19~30節)

使徒パウロがフィリピの信徒への手紙を書いた時、ローマの牢獄にいたと言われています。そんな厳しい状況にあって書かれたこの手紙は「喜びの手紙」と言われています。それは「喜び」という言葉が何度も出て来るからです。それはパウロが牢獄の中にあって喜んでいたから、「喜び」という言葉を何度も書くことができたのです。フィリピの信徒への手紙2章19節にはこのようなことが書かれています。

「さて、わたしはあなたがたの様子を知って力づけられたいので、間もなくテモテをそちらに遣わすことを、主イエスによって希望しています。」

パウロは「わたしはあなたがたの様子を知って力づけられたい」と言っています。フィリピの教会の様子を知りたい。それによって、私は力づけられたい、励ましを受けたい、と言っているのです。このことから、パウロにとっての喜びとは、フィリピの教会であったことが分かります。私たちも、教会に集って、兄弟姉妹と会い、交わりを持つことができるのは喜びです。今は新型コロナの感染を注意しながら、ということでなかなか交わりを持つことも難しくなっていますが、互いのことを祈り合ったり、電話やメールなどで連絡を取り合ったりしながら、互いに祈り合い、励まし合っていきたいと思います。

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