【週報巻頭言】2022年5月1日 あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる(ルカ23章32~43節)
そして、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」と言った。するとイエスは、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。(ルカ23章42、43節)
「我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。しかし、この方は何も悪いことをしていないこの方は罪のない方」(同41節)。イエスという方は罪のないお方、神の子、救い主。そのことを知った一人の犯罪人はイエスさまにこのように言います。「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」。「あなたの御国」、それは神の国、天の国のことです。彼はこう言いました。「わたしを思い出してください」。
主は彼にこのように答えられました。「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」。「あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」。ここに「今日」とあります。明後日、いつの日か、将来ということではないのです。今日、今です。イエスを主と信じたら、今日、今、救いにあずかるのです。
この犯罪人はイエスさまに「わたしを思い出してください」と言いました。そして、イエスさまは、「あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」とお答えになりました。救いとは何でしょうか?そのことがここから知らされます。救いとは、「わたしを思い出してください」とありますように、主におぼえられるということです。主は永遠に私のことをおぼえていてくださるのです。そして、救いとは、「わたしと一緒に楽園にいる」とありますように、主と共にある、ということです。主は永遠に私と共におられるのです。
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