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【週報巻頭言】2022年5月15日 聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて(ルカ24章36~53節)

復活されたイエスさまは弟子たちの前に現れてくださいました。弟子たちは、イエスさまが復活されたことを信じて、そのことを喜び、分かち合っていたはずでした。ところが、復活のイエスさまに出会ったら、信じられず、恐れおののいてしまった、というのです。そういう弟子たちに、イエスさまはご自身が復活されたことをお示しになりました。「なぜ、うろたえているのか。どうして心に疑いを起こすのか。わたしの手や足を見なさい。まさしくわたしだ。触ってよく見なさい。亡霊には肉も骨もないが、あなたがたに見えるとおり、わたしにはそれがある」(ルカによる福音書24章38、39節)。私は幽霊ではないよ、ちゃんと手も足もあるよ、と言われました。そればかりか、弟子たちの前で焼いた魚をムシャムシャと食べられました(同42、43節)。

そして、イエスさまはご自分が復活されたことは、聖書が示していたことであるとお話しされました。イエスさまはご自分の弟子たちには、以前から、ご自分が聖書に書いてあるとおり、十字架にかかり、死なれ、復活されることをお話ししていましたが、弟子たちは聞いていても、忘れていたのでしょうか?何のことだか分からなかったのでしょうか?そういう弟子たちにイエスさまはていねいにお話しされました。

45節には、このようなことが書いてあります。「そしてイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて」。聖書の言葉、神さまの言葉が分かるために、イエスさまは私たちの心の目を開かせてくださるのです。私たちは聖書を読むとき、神さまの言葉が分かるように、私の心の目を開かせてください、と祈っていきたいと思います。

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