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主の愛と赦しを受け止めて生きる(ヨハネ12章1〜11節)

「そのとき、マリアが純粋で非常に高価なナルドの香油を一リトラ持って来て、イエスの足に塗り、自分の髪でその足をぬぐった。家は香油の香りでいっぱいになった」(ヨハネ12章3節)。ラザロとマルタのきょうだいマリアは純粋で非常に高価なナルドの香油を一リトラ持って来て、イエス様の足に塗り、自分の髪の毛でその足を拭った、ということです。すると、家中が香油の香りでいっぱいになりました。ナルドというのは、ヒマラヤ原産の植物の名前だそうで、その根から香油が採れるのだそうです。マリアが持って来た香油は一リトラであったということですが、一リトラというのは、326グラムだそうです。ではどれだけの価値があったかというと、この後の5節から考えられるのは、三百デナリオン、約一年分の労働賃金分の価値があった、ということです。その高価な香油をイエス様のためにいっぺんに使ってしまった。ベタニアのマリア、この人が行なったこと、それは損得勘定や計算を越えたイエス様に対する感謝を表わす献げ物でした。しかし、この聖書の話はイエス様に対して、たくさんの、多くの献げ物をしましょう!という話ではないと思います。マリアがイエス様からどれだけたくさんの、多くの恵みを受けたか、愛を受けたか、という話だと思います。その受けた恵み、愛に対して、喜びあふれて、感謝があふれて、このような出来事が起こったのです。
ルカによる福音書7章47節に「この人が多くの罪を赦されたことは、わたしに示した愛の大きさで分かる。赦されることの少ない者は、愛することも少ない」という言葉があります。ここでイエス様が言われているのは、神様の愛と赦しをあなたはどれだけ気づいていますか?どれだけ知っていますか?ということです。マリアはイエス様がこの私のために十字架にかかってくださる、命を献げてくださる。イエス様の愛と赦しを知り、その感謝を表わしていったのです。私たちもイエス様の十字架の愛と赦しを心から受け止めていきたいと思います。

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