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神の子らよ(詩編29編1~11節) 【週報巻頭言】2024年7月21日

神の子らよ、主に帰せよ/栄光と力を主に帰せよ (詩編29編1節)

「神の子らよ」。この詩編の言葉は、神さまを信じる私たちへの呼びかけですが、他にも意味があります。新しい翻訳である聖書協会共同訳では、この「神の子らよ」という言葉が、「神々の子らよ」となっています。私は、ずっと、「神の子らよ」という言葉で、この箇所を読んできましたから、これは間違っているのかな?と思い、いろいろと調べてみました。すると、この「神々の子らよ」という言葉は間違いではないそうで、この呼びかけというのは、真の神さまを信じる人たち、という意味以外に、二つの意味があるそうです。一つは、真の神さまを信じていた人たちが、いろいろな試練の中で、真の神さまに対する信仰を失ってしまい、別の神々を拝むようになってしまった。そういう人たちに、呼びかけられている、というのです。つまり、真の神さまから離れてしまったあなたたちのことを、私たちは忘れない、おぼえていますよ。だから、戻ってきてください。神さまは、あなたたちが、ご自分のもとに戻ってくることを待っておられますよ。そういう呼びかけだというのです。もう一つの意味は、別の神々を信じている人たちへの呼びかけです。真の神さまは、あなたたちのことをお造りになった方であり、愛しておられる方です。ですから、この真の神さまを知り、この方を信じましょう。そういう呼びかけです。

「神の子らよ」。今、神さまを信じている人たち、以前は、神さまを信じていたけれども、離れてしまった人たち、そして、まだ神さまに出会ったことのない人たち。神さまは、その一人一人のことを愛しておられ、あなたも、あなたも、あなたも神さまの子どもなのだ。そういう神さまの思いを、この詩編は語っているということができます。ですから、私たちは、その神さまの思いを受け止めて、私たちも、神さまから離れている人たち、まだ神さまに出会っていない人たちが、神さまに立ち返ることができるように、神さまを信じることができるように、祈っていきたいと思います、神さまをお伝えしていきたいと思います。

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