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み言葉を学び続けよう(ルカによる福音書2章40~52節) 【週報巻頭言】2025年1月19日

三日の後、イエスが神殿の境内で学者たちの真ん中に座り、話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。聞いている人は皆、イエスの賢い受け答えに驚いていた。(ルカ2章46、47節)

イエスさまの両親は、十二歳の少年イエスを連れて、エルサレムへ巡礼の旅に出かけました。その帰りの道で、両親は、我が子イエスがいないことに気づきました。必死で、我が子を捜しましたが、ようやく三日後に、イエスを見つけました。その時のイエスさまの様子はこのようなものでした。「三日の後、イエスが神殿の境内で学者たちの真ん中に座り、話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた」。

イエスさまは、神殿の境内におられました。そこでは、学者たち、これは、ユダヤの律法の教師たちということです。イエスさまは、この人たちの真ん中に座っておられました。「話を聞いたり質問したりしておられ・・・」とあります。イエスさまは、ユダヤの律法の教師たちから、神さまの律法、聖書の言葉を聴いておられたのです。そして、質問もしておられた。つまり、熱心に、聖書を学んでおられた、ということです。私たちのことで言うなら、礼拝の前に行われている教会学校のような様子を想像できると思います。イエスさまも、私たちと同じようにして、聖書を学んでおられたというのです。

イエスさまは、「学者たちの真ん中に座り、話を聞いたり質問したりしておられ」た。「真ん中に座り」ということからは、イエスさまは、とても積極的に学んでおられたことが分かります。私は、この聖書の言葉を読んで、イエスさまという方は、学ぶ人であったということを教えられました。私たちも、イエスさまに倣って、イエスさまのように、み言葉を学び続ける者でありたいと思います。

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