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私たちの中にあるパン種(マタイ16章1~12節) 【週報巻頭言】2025年3月2日

イエスは彼らに、「ファリサイ派とサドカイ派の人々のパン種によく注意しなさい」と言われた。(マタイ16章5節)

イエスさまは、ご自分の弟子たちに、ファリサイ派とサドカイ派の人々のパン種に注意するように、と言われました。それは、「ファリサイ派とサドカイ派の人々の教え」(同12節)という意味でした。私たちはこのイエスさまの言葉を聴いて、イエスさまは弟子たちに、イエスさまに反対したファリサイ派、サドカイ派の人々のパン種(パン種とは、イースト菌のことです。それは本当に小さなものですが、その小さなイースト菌が膨らんでパンになります)、つまり、ファリサイ派とサドカイ派の人々の教えに気をつけよ、と言われた。私たちも、今。この時代にあって、あの人の、この人のパン種、教えには気をつけよう、と理解するかもしれません。しかし、ここでイエスさまが言われていることは、ファリサイ派とサドカイ派の人々のパン種というのは、この私にもあるということ、この私の中にも、パン種があるということです。神さまを信じていると言いながら、違う方向に向かっている部分と言ったらいいでしょうか、私の中にある罪のことが言われているのではないでしょうか。それは自分で見るなら、パン種のように小さく見えるかもしれない、気づかないでいるかもしれない。けれども、それは膨らんで大きくなる。小さいから大丈夫ではないのです。その小さな罪が私たちを神さまから引き離してしまう、神さまを見えなくしてしまうのです。だから、どんな小さな罪でも甘く見てはいけない。罪から守られるように、主の守りを祈っていきたいと思います。

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