ARCHIVE

アーカイブ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. メッセージ
  4. 主が共に歩んでくださるから(ヨハネ5章1〜9節a)

主が共に歩んでくださるから(ヨハネ5章1〜9節a)

三十八年病に苦しんできた人。どんなにつらかったでしょうか。だれも私のことを分かってくれない。助けてくれない。主はこの人のその心をしっかり受け止められたのではないでしょうか。受け止めて、そして、この人に言われたこと、それは「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい」(8節)ということでした。私は以前はこの言葉を読むと、ああ、イエス様は人のことをああだ、こうだ、と言うのを止めて、自立して生きていきなさい。そうおっしゃっているのだ、と思っていました。でも、今考えてみますと、そういうメッセージなのだろうか、と思うようになりました。この人は三十八年、身を横たえて、自分の人生を嘆いていたのではないでしょうか。人生を投げ出してしまいたいと思っていたのではないでしょうか。あきらめの人生になっていたのではないでしょうか。しかし、主は言われました。「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい」。それはあなたは起き上がることができる。床を担いで歩くこともできる。なぜなら、私が共にいる。私があなたを起き上がらせ、あなたの床、それはあなたの人生、あなたの人生の重荷を一緒に担っていくから。そのようなメッセージとして今、私は聴くのです。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

関連記事

記事一覧

アーカイブ

月を選択