祈る喜び
主の祈り(マタイ6章9〜13節)は主を信じる人ならだれもが知っている祈りです。イエス様はこの祈りを教えられる前に二つの祈りについて紹介されました(マタイ6章5〜8節)。一つは主が「偽善者たち」と呼んだ人たちの祈りです。そして、もう一つは異邦人の祈りです。偽善者たちは人に見てもらうために祈り、異邦人は自分の信じる異教の神様の長い長い名前を唱えて祈ったようです。彼らはそれぞれ熱心で信心深い人たちだったと思います。でも残念なことに彼らはまことの神様を知らなかった、まことの神様に出会っていなかったのです。主はこう言われました。「天におられるわたしたちの父よ」(マタイ6章9節)。主は人々にまことの神様はどのような方であるかを教えてくださいました。その方はどこか遠くにいて、私たちには近づきがたいお方・・・。いいえ、あなたたちを愛しておられ、共におられるお父さんなんですよ!と主は教えてくださったのです。神様があなたたちのお父さんならば、あなたたちは神様にとって何者?あなたたちは神様に愛された大切な子供なのです、とも教えてくださったのです。そのことを知る時、祈ることが嬉しくなる私です。そして、これからもみなさんと共に祈る喜びを味わいたいと願っています。
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