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信仰からの献げ物(ヘブライ11章1〜16節)

「信仰によって、アベルはカインより優れたいけにえを神に献げ、その信仰によって、正しい者であると証明されました。神が彼の献げ物を認められたからです。アベルは死にましたが、信仰によってまだ語っています」(4節)。
カインとアベルの兄弟はそれぞれ神様に献げ物をしましたが、アベルとアベルの献げ物はかえりみられ、カインのそれはかえりみられなかった、ということが記されています。なぜ、そうなったのかは創世記の箇所には書かれていませんが、ヘブライ人への手紙には「信仰によって、アベルはカインより優れたいけにえを神に献げ」とあります。この言葉から分かることは、アベルは神様に信仰によって献げ物をささげた、ということです。信仰によって献げる。カインについてはそのように書かれていないことが気になります。献げ物を信仰によってささげる。それは当たり前のことのように思えます。しかし、信仰によって、このことが欠けてしまっての献げ物ということもあるのです。
献げ物ということで、献金のこと、奉仕のことや伝道のことなど、信仰生活全体において考えてみますと、信仰によって奉仕をしているか、信仰によって伝道をしているか、というと、そうとは言えないこともあるのではないでしょうか。神様に対して、というのではない。人に誇ったり、見せたりするためであったり、形だけになってしまっていたり、また時には不平不満の思いで・・・。カインの献げ物、ささげ方というのは決して他人ごとではありません。自分も同じようなことをしてしまってはいないだろうか、と問われます。
「信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神が存在しておられること、また、神は御自分を求める者たちに報いてくださる方であることを、信じていなければならないからです」(6節)。
ここに「信仰がなければ、神に喜ばれることはできません」とあります。私たちのする一つ一つのことが信仰によって、信仰からなされるもの、神様への信頼、救いの喜び、感謝からなされるものでありたいと思います。

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