ヨハネと私たちの喜び(ヨハネ3章22〜30節)
「花嫁を迎えるのは花婿だ。花婿の介添え人はそばに立って耳を傾け、花婿の声が聞こえると大いに喜ぶ。だから、わたしは喜びで満たされている」(ヨハネ3章29節)。花嫁、花婿、そして、花婿の介添え人ということが言われていますが、バプテスマのヨハネは自分の弟子たちにイエス様と自分、そして、人々の関係を結婚式になぞらえて説明しています。花嫁とはだれのことでしょうか?それは私たちのことです。花婿とはだれのことでしょうか?それはイエス様のことです。そして、花婿の介添え人、友人、それはバプテスマのヨハネのことです。イエス様という花婿が私たちを花嫁として迎えてくださる。それは大きな喜びです。イエス様と私たちが結ばれる。
バプテスマのヨハネの立場、役割、それはイエス様と人々が結ばれる、その間を取り持つことでした。イエス様に人が出会う、結ばれるなら、それはヨハネの喜びなのです。「大いに喜ぶ」、「喜びで満たされている」と言っています。私はイエス様と張り合おうなんて思っていません。私の役割は人々がイエス様に出会うことです。そのためにできることを一生懸命に努めているだけです。そして、一人の人がイエス様に出会ったならば、イエス様に結ばれたならば、それは私の喜びです、とヨハネは言っているのです。
そして、この役割、立場、喜びというのは、イエス様に出会い、イエス様に結ばれた者が今、天から与えられている、神様から与えられていることなのです。イエス様を信じている人は、イエス様と人々が出会い、結ばれることに努めます。そのために自分ができることは何かを考え、それに励むのです。それはまた自分の喜びにもなるのです。ああ、あの人がイエス様に出会い、結ばれた。永遠の命を受け入れてくださった!一緒に喜ぶのです。
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