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わたしを思い出してください(ルカ23章26〜43節)

神様を畏れた。すなわち、この方が救い主であると気づき、信じた犯罪人は主イエスにこのように言いました。「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」(42節)。
神様の御国で私を思い出してください。これがこの人の願いでした。先日、教会の墓地のことで所沢霊園に行ってきました。神様のもとに召された方々の名前が記されている墓誌がもういっぱいになってしまい、新たに二枚目を新設することになりました。私はこの教会墓地に行く度に、そして、その墓誌に刻まれた名前を見る度に、神様はこの一人一人の名前を思い出しておられる、おぼえておられる。そして、神様はこの一人一人と永遠に共におられる。そのことを思わされるのです。この一人の犯罪人は「わたしを思い出してください」と言いました。神様に思い出していただく。おぼえていただく。私たちはやがてみんなその生涯を終え、この地上からはいなくなりますが、主のもとでは永遠です。イエス様の十字架と復活の救いにあずかったことは喜び、感謝それ以外の何ものでもありません。主はこの人にこのようにお答えになりました。「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」(43節)。
「あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」。イエス様は「今日」と言われました。明日でも、いつの日か、でもないのです。今日、今、主はあなたと一緒にいる。あなたと一緒に楽園、神様の御国にいると言われるのです。救いは信じたその日、その時、今、与えられるのです。

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