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【週報巻頭言】2022年6月19日 我らは力に満ちて立ち上がる(詩編20編1~10節)

戦車を誇る者もあり、馬を誇る者もあるが/我らは、我らの神、主の御名を唱える。

彼らは力を失って倒れるが/我らは力に満ちて立ち上がる。(詩編20編8、9節)

8節のこの言葉は大変印象深い言葉です。「戦車を誇る者もあり、馬を誇る者もあるが/我らは、我らの神、主の御名を唱える」。戦車や馬というのは、武器や武具を意味しています。「戦車を誇る者もあり、馬を誇る者もあるが」とあります。これは闘うための武器や武具を否定的に言い表しているように思えます。一方、それに続いて、「我らは、我らの神、主の御名を唱える」とあります。武器や武具を誇って、それに頼って、戦いに挑む者たち。しかし、私たちがすること、それは主のみ名を唱えること、というのです。主のみ名を唱える。それは主に祈ること、主を賛美すること、主を礼拝することではないでしょうか。

私は9節の「彼らは力を失って倒れる」という言葉から、イエス様の言葉を思い起こします。イエス様は弟子たちとゲツセマネで祈りをした直後、捕らえられてしまうことになりますが、その時、イエス様はこのように言われました。「剣をさやに納めなさい。剣を取る者は皆、剣で滅びる」(マタイ26章52節)。剣を取る者は剣で滅びる。詩編20編の言葉で言えば、「力を失って倒れる」のです。剣を取る者、自分の力に頼る者は倒れるのです。しかし、主のみ名を求めて、主のみ心を求めて生きるなら、「力に満ちて立ち上が」らされる。主のみ名によって、主の力によって立ち上がらされるのではないでしょうか。

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