
神さまの愛に応えて歩もう(一ヨハネ4章7~12節) 【週報巻頭言】2025年6月8日
神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。(一ヨハネ4章9節)
どうして、神さまがこの私を愛しておられるのか?どうして、そのことが分かるのか?この聖書の言葉が、そのことを示しています。「神は、独り子を世にお遣わしになりました」。神さまは、ご自分の大切な独り子であるイエス・キリストをこの世に、つまり、私たちのところにお遣わしになったのです。そして、イエス・キリストによって、はっきりと私たちに分かるように、ご自分の愛を示されました。どういう愛でしょうか?もう皆さんはよくご存じだと思います。イエス・キリストは、私たちが罪によって死に向かっていたのに、私たちを罪から救い出し、生きることができるように、ご自分が私たちの身代わりになって十字架にかかって罪をお受けくださったのです。
私たちは、イエスさまの十字架を思い起こすのです。この私のために命をささげてくださった神さまの愛を思い起こすのです。そのことは、続く10、11節でも語られています。
わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、わたしたちも互いに愛し合うべきです。(一ヨハネ4章10、11節)
イエスさまの十字架によって示された神さまの愛。このことをいつもおぼえていたいと思います。この愛に応えて歩む。それが、信仰生活です。神さまの愛に応えて、私も神さまを愛する歩みを、隣人を愛する歩みをしていこう。皆さん一人一人の信仰生活が、神さまの愛に根ざした豊かなものとなりますようにお祈りします。
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