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【週報巻頭言】2020年9月27日 主の恵みを思い起こして(マルコ8章1~21節)

イエスさまはパンを忘れたことで嘆いている弟子たち(マルコ8章14節)に向かって、パン種の話をされました。これはイエスさまがパンを持って来なかったことをお叱りになったという話ではありません。パンのことを通して言われたこと、その一つは、悪いパン種に気をつけるように、ということです。ファリサイ派のパン種、それはイエスさまを試したように、神さまが遣わされた救い主を受け入れない。神様を信じていると言いながら、自分が神のようになっているあり方です。ヘロデのパン種、それはこの世がすべてというあり方です。そのような人たちに気をつけなさい。自分もそうならないように気をつけなさい、ということです。

そして、もう一つのこと、それはイエスさまのなさった二つの奇跡、五千人に食べ物を与えた出来事(6章30~44節)、四千人に食べ物を与えた出来事(8章1~10節)についてお話しされたのです。弟子たちは主が五千人、また四千人にパンを与えられた出来事を実際にその目で見て、耳で聞いて、体験したはずです。ところが弟子たちはそのことをなさった方、恵みを与えてくださる方のことをすっかり忘れて、自分たちは大変だ、無力だ、と嘆いていたのです。だから、主は言われるのです。「まだ、分からないのか。悟らないのか。心がかたくなになっているのか。目があっても見えないのか。耳があっても聞こえないのか。覚えていないのか」(8章17、18節)。

あなたがたは主の恵みを思い起こしなさい。パンが五つ、魚が二匹しかなくても、主が五千人を満たしてくださった。パンが七つ、小さな魚が少ししかなくても、主が四千人を満たしてくださった。主は弟子たちに主のなさった恵みのみわざを思い起こすように語られたのです。

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