別の道を通って(マタイ2章1〜12節)
新年あけましておめでとうございます。2012年を迎えました。新しい一年、みなさんはどのような抱負や計画を持っておられるでしょうか。昨年最後の礼拝は12月25日でクリスマス礼拝でした。その日の説教で語ったこと、それは幼子イエスに出会った占星術の学者たちはその後、どうなったか・・・。マタイによる福音書2章12節にはこのようなことが記されていました。「ところが、『ヘロデのところへ帰るな』と夢でお告げがあったので、別の道を通って自分たちの国へ帰って行った」。別の道を通ったことが記されているのは興味深いことです。別の道、それはつまり、占星術の学者たちは今までとは別の道を通ったということです。今までの道、人生、それは私を人生の王、主とする人生でした。しかし、彼らは「宝の箱を開けて」(11節)、「自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げ」(ローマ12章1節)たのです。今までとは別の道、別の人生。イエス・キリストを人生の王とする、主とする人生を歩み始めたのです。私たちの人生の道はどのようなものでしょうか。だれを人生の王、主としているでしょうか。ある方はこう言われました。「私たちの新年はクリスマスから始まる。キリストを受け入れた時から始まる」。新年を迎えた私たちですが、あの占星術の学者たちと同じく、この新しい年も別の道、すなわち、キリストを王とし、主とする道を歩んでいこうではありませんか。
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