今日、主イエスと共に新しい一歩を歩もう(一ヨハネ1章5~10節) 【週報巻頭言】2024年8月11日
しかし、神が光の中におられるように、わたしたちが光の中を歩むなら、互いに交わりを持ち、御子イエスの血によってあらゆる罪から清められます。(一ヨハネ1章7節)
自分の罪を公に言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、罪を赦し、あらゆる不義からわたしたちを清めてくださいます。(一ヨハネ1章9節)
「自分の罪を公に言い表す」とありました。従来の聖書の訳では、「自分の罪を告白する」(口語訳など)となっていました。新共同訳聖書では、「罪を告白する」というところを、「罪を公に言い表す」ととても具体的に、分かりやすく訳しました。この言葉から分かることは、私たち人間というのは、罪を公にしない。つまり、罪を隠したがる習性があるということです。しかし、罪を隠したままだと、その罪に支配されたままになってしまうのです。なぜなら、自分の罪を神さまに取り扱ってもらうことをせず、自分の中で、それを放置するという状態だからです。ですから、私たちは、罪を公に言い表す。神さまに告白するのです。
罪を告白する、公に言い表す、光の中を歩む、とどうなるか、ということが、7節にはこのように書かれています。「御子イエスの血によってあらゆる罪から清められます」。9節ではこのように書かれています。「神は真実で正しい方ですから、罪を赦し、あらゆる不義からわたしたちを清めてくださいます」。神さまは、私たちをあらゆる罪から、あらゆる不義から清めてくださる、というのです。清められる。それは、神さまが私たちを罪に支配された古い人生、生き方から、神さまと共にある新しい人生、生き方へと導いてくださるということです。このことを信じて、今日からまた主と共に新しい一歩を歩みだしましょう。
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