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主のもとに行く(マルコ10章13〜16節)

「そして、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された」(16節)。主は御自分を慕い求める子供たちを抱き上げ、そして、手を置いて祝福されました。「小さな者」とされている子供たちを主は受け入れられている、愛されていることがここに示されました。「小さな者」。当時のユダヤ社会においては、子供たち、病にある人たち、あるいは異邦人であったと思います。しかし、「小さな者」、それはその人たちだけではありません。私たちが神様の御前に出る時、私たちも「小さな者」です。神様の前に本当の自分を知る時、神様に依り頼まなければ何もできない自分であることを知らされます。そういう私たちは「小さな者」から脱皮しようと、いろいろな鎧を付けたがります。それが生きるための知恵であるかのように思います。しかし、私たちに必要なことはそういうことでありません。私たちに必要なことは何か。それはイエス様のもとに行くことです。「小さな者」のまま、イエス様のもとに行き、抱き上げられ、祝福されることです。この聖書の中に出て来た子供たちとはまさに私たちのことです。私たちも共に主のもとに行きましょう。

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