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片隅から真ん中へ(マルコ3章1〜6節)

主は片手の萎えた人に向かって、「真ん中に立ちなさい」と言われました。それまで、この手の萎えた人は真ん中ではないところ、片隅に置かれていた人だったのではないでしょうか。片隅に置かれる。この人は片手が萎えていた、ということです。病の人でした。人々の間では罪の結果であると言われていたかもしれません。片隅に置かれていた、疎外されていたこの人を主は真ん中に引き出しました。この人も一人の礼拝者だったかもしれません。けれども、真ん中にいることを許されない。あの人はあんな病気になっている。何か、罪を犯したからだろう。人々の冷ややかな視線を浴びながら、片隅で、人に見られないようにして、礼拝していたのではないでしょうか。しかし主は彼を引き出して、あなたこそは神様に愛されている者、真ん中で礼拝しなさい!あなたはこの世のただ中で、この社会で生きていきなさい!と言われるのです。そして、主は今も片隅に追いやられている人たちを人々の真ん中に、神様の御前に立たせて、生きよ、と語られます。あなたは私の愛する、かけがえのない存在。その声に押し出されて、私たちは今日も生きていくことができるのです。

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