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本当に人をいやすもの(使徒19章11〜20節)

 私たちはそれぞれの人生において身に着けてきたものがあります。パウロが身に着けてきたもの、それは何でしょうか。古い人を脱ぎ捨て、新しい人を身に着ける(コロサイ3章9、10節)。パウロはこのことを日々求めて生きてきたのです。古い人とは罪に支配された人、生まれながらの人間です。罪に生きることを止め、新しい人、イエス・キリストを身に着けるように努めてきたのです。私たちが身に着けるべきことは何か。それはイエス・キリストです。イエス・キリストを身に着ける。イエス・キリストに支配された人生を生きるのです。
 17節以下には、このようなことが記されていました。「人々は皆恐れを抱き、主イエスの名は大いにあがめられるようになった」(17節)、「信仰に入った大勢の人が来て、自分たちの悪行をはっきり告白した」(18節)、「魔術を行っていた多くの者も、その書物を持って来て、皆の前で焼き捨てた」(19節)。神様を畏れること、罪を告白すること、そして、罪の生き方を捨てること。20節には「このようにして、主の言葉はますます勢いよく広まり、力を増していった」とあります。私たちがイエス・キリストを身に着ける。神様を畏れ、罪を告白し、罪の生き方を止める時、主の福音はますます前進していくのです。あなたは何者か?私は神様に愛されている者。私は神様を愛し、信頼し、従う者です!どうか、このことをはっきりと日々の生活においても告白して生きる者でありたいと思います。そして、一緒に神様のみわざを拝しましょう。

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