救い主に出会うために(マタイ2章1〜12節)
救い主に会いに来た占星術の学者たち。彼らについて、「東の方から」(1節)来た人たちであることが記されていました。東の方とは異邦の地を示します。
救い主は「ユダヤ人の王としてお生まれになった方」(2節)でしたが、ユダヤ人の王に留まらないのです。この方は異邦人である占星術の学者たちの王であり、全世界の王であり、主なのです。
占星術の学者たちはペルシアの学者、知識人だったと思われます。そういう彼らでしたが、こう言っています。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです」(2節)。
彼ら、つまり、学者たちがこのように尋ねていることに注目したいと思います。彼らは救い主にお会いしたかったのでした。それで尋ねたのです。自分たちには知識がある!分かっている!とは言いませんでした。謙虚に尋ねている様子が分かります。
救い主に出会うために。自分のプライドを捨てて、へりくだって主を求めましょう。占星術の学者たちは尋ねて、出かけて、救い主に出会うことができました。私たちも救い主と出会い、「別の道」(12節)、すなわち、イエス様と共に新しい人生を歩もうではありませんか。
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