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後ろを振り向くと、イエスの立っておられるのが見えた(ヨハネ20章11〜18節)

「後ろを振り向くと、イエスの立っておられるのが見えた」(ヨハネ20章14節)。イースターが終わり、一段落してホッとしている時、この言葉を大変印象深く読みました。先日のチャペル・コンサート(3月7日)においでくださり、演奏してくださったジョン・チャヌ師(バイオリニスト、東久留米教会音楽牧師)がコンサートで語られたメッセージに「背後霊のように私の後ろにおられるイエス様」という言葉がありました。「『背後霊』というと、問題ある言い方かもしれませんが、私にとってはそう表現するほどに主が身近におられることを信じているのです」とおっしゃっていたことが心に残っています。お読みしました聖書の箇所のマリア(マグダラのマリア)がまさにそのようなことを体験しています。マリアは空の墓の前で泣いていました。そして、こう言います。「わたしの主が取り去られました。どこに置かれているのか、わたしには分かりません」(13節)。そのすぐ後に聖書はこのように記しています。「 こう言いながら後ろを振り向くと、イエスの立っておられるのが見えた。しかし、それがイエスだとは分からなかった」(14節)。マリアの背後に主はおられたのです。けれども、あまりの悲しみのため、彼女はそこに主がおられるとは分からなかったのでした。私たちも試練のただ中にある時、悲しみに打ちひしがれている時、主イエスが共におられるのに分からなくなってしまうことがあります。でも、確かに主は私たちと共におられるのです。いつの日か、そのことに気づくように、私たちは互いのために祈ろうではありませんか。主による真の慰め、励ましを受け、希望に生きる者となるように願いつつ。

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