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信仰の足跡を踏む人々(ローマ4章1〜12節)

ローマの信徒への手紙4章12節には「信仰の模範に従う人々」(12節)ということが言われていました。アブラハム、ダビデ、この人たちの信仰の模範に従って、倣って、私たちも歩んでいきたいと思います。しかし、アブラハムやダビデという人が完全無欠、非のうちどころのない人であったかというと、まったくそうではありませんでした。幾度も罪を犯し、失敗をした人たちです。破れの多い人生と言ってもいいでしょう。それではどこが信仰の模範というのでしょうか?それは与えられた信仰をしっかりと受け取って、それによって生きたということ、罪を赦していただき、赦された感謝、喜びに生きたということです。神様からすべてを与えられ、それを受けて生きたということです。
この「信仰の模範に従う人々」という言葉は口語訳では「信仰の足跡を踏む人々」となっていました。この方が具体的です。アブラハムが歩いた足跡、ダビデが歩いた足跡。その足跡を私たちも倣って歩いていくのです。もちろん、ここには「信仰の模範」、「信仰の足跡」とありますから、この人たちの罪や過ちを倣うのではありません。人生の様々な場面で、歩みの中でどのようにしてその信仰を働かせたか、生かしたか、用いたか、そのことを私たちは真似ていく、倣っていくのです。そして、そういう私たちの歩み、足跡に、私たちの次の世代の人たちは続きます。ですから、私たちは責任重大です。私たちの子供の世代、孫の世代に、私たちは信仰の足跡を残していきたいと思います。新しい年が始まります。新しい年も一歩一歩を大切に歩んでまいりましょう。

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