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主の思いに従って(ヨハネ13章6〜9節)

イエス様がご自分の弟子たちの足を洗われた、ということが記されていました。足を洗うというのは、僕の仕事でした。ですから、弟子の一人であるペトロは驚いてしまって、自分の足を洗わないでほしい、と言いました。ペトロとしては、あるいはペトロなりの、主に対する最善の態度、振る舞いと言えるものです。主よ、あなたは私の主、私の師ですから、そのあなたが僕の仕事である足を洗うなどということをしないでください!ところが、主が言われたことは次のようなことでした。「わたしのしていることは、今あなたには分かるまいが、後で、分かるようになる」(7節)、「もしわたしがあなたを洗わないなら、あなたはわたしと何のかかわりもないことになる」(8節)。
 7節の言葉からは、主はペトロがご自分のなさっていることを理解できないでいることはお見通しだったことが分かります。しかし、それもずっと分からないわけではなく、「後で、分かるようになる」と言われました。8節の言葉からは、もし、主がペトロの足を洗うことをペトロが拒むならば、主とペトロとは何のかかわりもないことになる、と言われたのです。そう言われて、あわててペトロはそれでは手も頭も洗ってください、などと言っています。
 このやり取りから知らされることは、ペトロにとっては、弟子としての正しい態度、あるいは信仰と思ってしたことが主の目にはそうではなかったということです。このようなことは私たちにも度々あるのではないかと思います。私は伝道をしています!奉仕をしています!自分ではこれが信仰だ!と思っていてもそうでないことがあるのです。なぜ、そういうことが起こるのかというと、私たちが主の言葉に聴くことをしない、主から学ぶことをしない時にそのようになるのです。まず、み言葉に聴き、主の思いを知って歩む。そういう私たちでありたいと思います。

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