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主の祈りに生きる(マタイ6章9、10節)

私たちは教会から派遣されて、世のただ中を生きる者です。世の中は神様のみ心に従っているかというと、そうではないことを知らされます。神様のみ心に適った世の中ではない。神様の喜ばれるような政治の動きをしているわけでもない。戦争は絶えることなく起こっている。小さくされている人たちがいる。世界中の様子を知れば知るほど、平和な世の中ではないことを知ります。それでは世の中というものはそういうものだから仕方がないとあきらめて、世の中のことは無関心で生きていくのか?というと、それは正しい選択ではないと思います。主の祈りにはどのようなことが教えられていたでしょうか(マタイ6章9、10節)。
天におられるわたしたちの父よ、
御名が崇められますように。
御国が来ますように。
御心が行われますように、天におけるように地の上にも。
「御心が行われますように、天におけるように地の上にも」とありました。神様のみ心が行なわれますように、と祈ることが教えられています。それも天で、つまり、神様の国でそうであるように、地の上にも。私たちの生きているこの地上においても神様のみ心が行なわれますように、と祈ることが教えられているのです。この世においても、私たちの国においても、私たちの家庭においても、私たちの職場においても、私たちの置かれているそこでも神様のみ心が行なわれますように、と祈っていきましょう。

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