ARCHIVE

アーカイブ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. メッセージ
  4. 信仰―主イエスの招き、呼びかけによって(ガラテヤ1章11〜24節)

信仰―主イエスの招き、呼びかけによって(ガラテヤ1章11〜24節)

イエス様を信じておられる方は、この私が教会に行き、福音を聞き、自分でイエス様を信じる決心をした。そう思っておられると思います。それはその通りです。間違いではありません。ところが、聖書を読んでいきますと、こういう言葉に出会います。
「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、また、わたしの名によって父に願うものは何でも与えられるようにと、わたしがあなたがたを任命したのである。」(ヨハネ15章16節)
 私が教会に行くことを選び、イエス様を信じることを選び取った。そう思われるかもしれません。ところが、イエス様はこのように言われているのです。「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ」。自分が選んだ。自分で信じた。そう思っている私たちにイエス様は、いいえ、あなたがたが私を選んだのではありません。私があなたがたを選んだのです、と言われているのです。
 この言葉から教えられることは、イエス様を信じた、というのは、自分の悟りとか、決断、決心、それに先立って、イエス様からの招き、呼びかけがあったということです。イエス様が教会を用いて、あるキリスト者を用いて、また牧師を用いて、人々に福音を伝えさせた、ということです。ガラテヤ1章12節に「わたしはこの福音を人から受けたのでも教えられたのでもなく、イエス・キリストの啓示によって知らされた」とあるのは、そういうことです。実際には、目に見える方法としては、人が人に福音を伝えているように思いますが、その背後には、見えない神様の働きが、導きがあった、ということです。ここに「イエス・キリストの啓示」とありますが、イエス様がご自分から、ご自分のことを私たちに現わしてくださった、ということです。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

記事一覧

アーカイブ

月を選択