永遠の命を信じる(ヨハネ11章17〜27節)
イエスが、「あなたの兄弟は復活する」と言われると、マルタは、「終わりの日の復活の時に復活することは存じております」と言った。イエスは言われた。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。このことを信じるか。」マルタは言った。「はい、主よ、あなたが世に来られるはずの神の子、メシアであるとわたしは信じております。」(ヨハネ11章23〜27節)
ここに復活の話が出てきます。人は死んで終わりではない。復活の時がある。マルタはそう信じていました。そういうマルタに対して、イエス様はこう言われます。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。このことを信じるか」。イエス様はご自分のことを復活であり、命であると言われます。ご自分を信じる者は、死んでも生きる。生きていてイエス様を信じる者はだれも、決して死ぬことはない。
イエス様を信じる人は死んでも生きる、決して死なない。なぜなら、その一人一人は復活であり、命である方とつながっているから、一緒にいるからです。イエス様とつながっているなら、イエス様と一緒にいるなら、たとえ、この地上での生涯は終わっても、それですべてが終わりではないのです。復活であり、命であるイエス様と一緒に生き続けているのです。それが聖書が教える永遠の命です。
3世紀からバプテスマ式の時に用いられていた信仰告白文をもとにして作られたのが「使徒信条」です。この信条の最後の言葉は「我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、永遠の生命を信ず。アーメン」です。結びの「永遠の生命を信ず」。私たちも声高らかに唱えたい、祈りの言葉としたいと思います。主は私たちに永遠の命を与えてくださいました。主は私たちにも言われます。あなたはこのことを信じるか。はい、信じます!と答えていきましょう。
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