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神の愛がわたしたちの心に注がれている!(ローマ5章1〜11節)

「希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです」(ローマ5章5節)。
 この聖書の言葉には私たちに聖霊が与えられているとあります。聖霊によって、神様の愛が私たちの心に注がれているというのです。私たちはみ言葉を聴き、神様の愛に生きようと努めます。イエス・キリストを主と信じた私たちに今までにはない新たな苦しみが加わる。それはイエス様に従うことによって受ける苦しみです。「あなたがたには、キリストを信じることだけでなく、キリストのために苦しむことも、恵みとして与えられている」(フィリピ1章29節)と記されているとおりです。キリストの苦しみにあずかること、キリストの十字架の苦しみを私たちも担うというのです。そして、共に喜び、共に泣くということ(ローマ12章15節)、他者の苦しみを共にするのです。私たちはこのことを自分の力で行おうとすると、行き詰まります。自分にはできない。自分にはそれをするような愛はない。自分のことで精一杯なのにそんなことができるわけがない。私たちの現実、弱さ、そのことを知るのみです。しかし、私たちに聖霊が与えられている。その聖霊の働きによって、神様の愛が私たちの心に注がれているというのです。神様の愛が私たちの心に注がれている。それは私たちが神様に愛されているというだけでなく、私たちが愛する者とされているということです。だから、私たちはキリストの苦難に生きることができる、互いに愛し合うことができる。神様がそれをさせてくださるのです。

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