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イエス様が律法(ヘブライ8章7〜13節)

「『それらの日の後、わたしが/イスラエルの家と結ぶ契約はこれである』と、/主は言われる。『すなわち、わたしの律法を彼らの思いに置き、/彼らの心にそれを書きつけよう。わたしは彼らの神となり、/彼らはわたしの民となる。』」(ヘブライ8章10節)
ヘブライ人への手紙8章10節には「わたしの律法を彼らの思いに置き、/彼らの心にそれを書きつけよう」とありました。律法、モーセの十戒、それは書かれた文字を読み、それに従っていこうとするものでした。ところが、ここには「彼らの心にそれを書きつけよう」とあります。心に律法が書きつけられるというのです。これはどういう意味でしょうか?
新約聖書のローマの信徒への手紙10章4節にこのようなことが書かれています。「キリストは律法の目標であります、信じる者すべてに義をもたらすために」。キリストは律法の目標。この目標という言葉は「終わり」(口語訳、聖書協会共同訳)とも訳せる言葉です。他には完成とか、成就とも訳せる言葉です。「律法が目指すものはキリストです」(新改訳2017)と訳してあるものもあります。この言葉が示していることは何かというと、イエス様が律法です、ということです。ですから、この「わたしの律法を彼らの思いに置き、/彼らの心にそれを書きつけよう」というのは、イエス様が私たちの心においでになるということです。イエス様を信じる人にはイエス様がその人の心においでになります。
旧約聖書の旧約、その時代には、神様がモーセに神様の喜ばれる生き方をするために律法をお与えになりましたが、新約聖書の新約、これは今の時代です。今は神様が私たちにイエス様をお与えになった。私たちはイエス様を心にお迎えし、イエス様が新しい律法そのものですから、イエス様に従って生きるように導かれているのです。

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