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主の恵みを見る(詩編27編1~14節) 【週報巻頭言】2023年11月19日

わたしは信じます/命あるものの地で主の恵みを見ることを。

主を待ち望め/雄々しくあれ、心を強くせよ。主を待ち望め。(詩編27編13、14節)

「主の恵みを見る」とありました。神さまの恵みを見るとは、どういうことでしょうか。神さまの恵みというと、ある人はこのように言うかもしれません。「私の人生は苦しみや試練ばかりです。私は、神さまの恵みを見たことも、聞いたこともありません。神さまの恵みなど与えられていません」。すると、苦しみや試練がないことが恵みということなのでしょうか。けれども、お読みしてきたこの詩編の詩人は、敵から責められ、苦しめられているという状況の中で、この詩編を歌ったのではないでしょうか。

「わたしは信じます/命あるものの地で主の恵みを見ることを」。主の恵みを見る。それは、このように言っているように、「命あるものの地」、この地上で、この世において、ということです。そこで主の恵みを見ること。そのことを私は信じます、とこの詩人は言っているのです。

私は、「主の恵みを見る」という言葉から、新約聖書の言葉を思い起こしました。

こういうわけで、わたしたちもまた、このようにおびただしい証人の群れに囲まれている以上、すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められている競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか、信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら。このイエスは、御自身の前にある喜びを捨て、恥をもいとわないで十字架の死を耐え忍び、神の玉座の右にお座りになったのです。(ヘブライ人への手紙12章1、2節)

「自分に定められている競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか、信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら」。イエス・キリストを見つめながら走り抜こう、とありました。主の恵み、神さまの恵みとは何でしょうか。神さまが私たちに与えてくださった恵み、それは、イエスさまご自身のことです。私たちに与えられた神さまの恵みであるイエスさまを見つめながら、私たちは歩むのです。イエスさまを見つめながら、イエスさまと共に歩む時、私たちも、「主はわたしの光、わたしの救い」、「主はわたしの命の砦」(詩編27編1節)と告白し、賛美し、礼拝する者とされるのではないでしょうか。

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