今日、主イエスと共に(ルカ23章32~43節)【週報巻頭言】2024年4月14日
イエスさまは救い主、神さまのみ子。そのことに気づかされた方の犯罪人は、主にこのように言いました。
そして、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」と言った。(ルカ23章42節)
この犯罪人の言葉について、「天国泥棒」と言う人がいます。さんざん悪いことをやってきて、刑罰を受け、死の間際になって、今さらイエスさまに救いを求めるなんて、とんでもないことだ。このように言う人がいます。イエスさまは、この言葉をお聞きになって、どうお答えになったのでしょうか?
するとイエスは、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。(同43節)
イエスさまは、この人に対して、天国泥棒とは言っておられません。この人を拒絶するようなこと、批判するようなことも言っておられません。イエスさまが言われたのは、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」ということでした。ここで注意したいことは、「あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」ということ、「今日」ということです。「今日」、今、ということです。あなたは今、私を求めた。私の救いを求めた。そのことを主は喜ばれ、その求める心を受け止めてくださったのではないでしょうか。そして、こんな私でも受け入れてくださった、愛してくださった。この計り知れない神さまの愛を知った時、人はそこで初めて自分の罪を認め、悔い改めるのです。
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