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聖書の画像 板橋の教会

死から命へ(ヨハネの手紙一3章11~18節)【週報巻頭言】2025年2月9日

わたしたちは、自分が死から命へと移ったことを知っています。兄弟を愛しているからです。愛することのない者は、死にとどまったままです。(一ヨハネ3章14節)

「死から命へと移った」とあります。ここで「死」というのは、罪による滅びということです。別な言葉で言うならば、愛さない、憎む生き方ということです。

兄弟を憎む者は皆、人殺しです。あなたがたの知っているとおり、すべて人殺しには永遠の命がとどまっていません。(一ヨハネ3章15節)

憎むことが人殺しというと、驚かれる方があるかもしれませんが、私たちが人を憎む時というのは、相手の存在を消してしまいたいという思いにまでなることがあるのではないでしょうか。実際に手を下しているわけではなくても、心で相手を殺してしまう、相手の存在を否定してしまう・・・。これが、聖書が教える罪なのです。

しかし、「わたしたちは、自分が死から命へと移ったことを知っています」。「死から命へと移った」とあります。これは、生き方が変わった、ということです。憎む生き方から、愛する生き方へと転換した、ということです。相手の存在を否定することから、相手の存在を喜ぶ者へと転換した、ということです。どうして、そういう転換ができたのでしょう。

イエスは、わたしたちのために、命を捨ててくださいました。そのことによって、わたしたちは愛を知りました。だから、わたしたちも兄弟のために命を捨てるべきです。(一ヨハネ3章16節)

イエス・キリストは、私たちのために命を捨ててくださいました。私たちが生きるために、神さまの愛に生きるために、ご自分が十字架にかかって犠牲となられた。それが、イエスさまが身を持って示された神さまの愛です。

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