
神からお生まれになった方が守ってくださる(一ヨハネ5章13~21節) 【週報巻頭言】2025年10月12日
わたしたちは知っています。すべて神から生まれた者は罪を犯しません。神からお生まれになった方が、その人を守ってくださり、悪い者は手を触れることができません。(一ヨハネ5章18節)
「すべて神から生まれた者は罪を犯しません」。ここで「神から生まれた者」というのが、神さまを信じる私たちのことであるなら、罪を犯しません、ということは断言できないと思います。むしろ、私たちは、日々、神さまの前に罪を犯してしまう者です。愛せない、赦せない・・・。そういうことの繰り返しです。なぜ、このようなことが言えるのでしょうか?
すぐ後には、このような言葉が続いています。「神からお生まれになった方が、その人を守ってくださり、悪い者は手を触れることができません」。ここで「神からお生まれになった方」というのは、イエスさまのことを言っていると思います。イエスさまが、神さまを信じる私たちを罪から守ってくださるということです。だから、私たちは、すぐに罪に陥ってしまうような弱い者であるけれども、イエスさまが、私たちを罪から守ってくださる。そのことを信じていきましょう。そういう励ましのメッセージが語られているのではないでしょうか。これに続いて、このような言葉があります。
わたしたちは知っています。わたしたちは神に属する者ですが、この世全体が悪い者の支配下にあるのです。わたしたちは知っています。神の子が来て、真実な方を知る力を与えてくださいました。わたしたちは真実な方の内に、その御子イエス・キリストの内にいるのです。この方こそ、真実の神、永遠の命です。(一ヨハネ5章19、20節)
「わたしたちは真実な方の内に、その御子イエス・キリストの内にいるのです」。私たちは、真実な方の内にいる。私たちは、み子イエス・キリストの内にいる。神さまの守りがあることを信じて、歩んでまいりましょう。
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