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選ばれた人たち(一ペトロ1章1~2節) 【週報巻頭言】2026年5月10日

イエス・キリストの使徒ペトロから、ポントス、ガラテヤ、カパドキア、アジア、ビティニアの各地に離散して仮住まいをしている選ばれた人たちへ。(ペトロの手紙一1章1節)

ペトロの手紙、その宛先というのは、「ポントス、ガラテヤ、カパドキア、アジア、ビティニアの各地に離散して仮住まいをしている選ばれた人たち」ということでした。この言葉からは、三つのことが分かります。一つは、離散している人たち、ディアスポラと言われる人たちです。ユダヤは紀元前6世紀に国を失いました。そのことによって、他の国へと離散していった人たちのことが言われているのです。しかし、彼らは住んでいる場所は離れても、変わらないものがありました。それは、信仰です。神さまを信じる信仰です。信仰が彼らを支えてきたのです。

もう一つのこと、それは、仮住まいをしている人たちということです。離散していた人たちは、それぞれの地に仮住まいをしていました。仮住まいということですから、本来、住んでいたところに戻ることを願っていました。しかし、仮住まいというのは、それだけの意味ではありません。神さまを信じる者にとっては、この世、この地上は、仮住まいなのです。どの地域でも、国でもない、本当に住むべきところ、帰るべきところがあるのです。そのことが、聖書の中に書かれています。「わたしたちの本国は天にあります」(フィリピ3章20節)。口語訳聖書では、「わたしたちの国籍は天にある」となっていました。「本国」、「国籍」とありますが、これは「市民権」という意味です。私たちは、天の国(神の国)の市民ということが言われているのです。この世は、この地上は仮住まいであり、私たちは天の国の市民とされている。これは神さまを信じる者はみんなそうなのです。私たちは天の国、神の国の市民、そのことを思いながら、今はこの世を、この地上を精一杯、生きていくのです。

そして、三つめは、選ばれた人たちということです。誰に選ばれたのでしょうか。私たちは、神さまに選ばれたのです。そして、選んでくださった神さまのみ心を表すために生きるのです。「あなたがたは、父である神があらかじめ立てられた御計画に基づいて、“霊”によって聖なる者とされ、イエス・キリストに従い、また、その血を注ぎかけていただくために選ばれたのです」(同2節)。

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