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神の言葉に生きる(詩編119編9〜16節)

主を信じて生きるとは、信じる対象である神の言葉に聴き、それに生きることにほかならない。そのことがこの箇所(詩編119編9〜16節)で繰り返し語られている。「若者」(9節)は「若い人」(口語訳、新改訳)、「少年」(岩波訳)。エレミヤ書の言葉を思い起こさせる。「ああ、わが主なる神よ/わたしは語る言葉を知りません。わたしは若者にすぎませんから」(エレミヤ1章6節)。「若者」というのは、ただ年齢的な若さに留まらず、弱さとか、小ささ、貧しさということでも言えよう。エレミヤは謙遜であったということよりも、彼は自分のことを知っていたのである。このエレミヤの叫び、嘆きは私たちのことでもある。マルコ9章24節の病の子を持つ父親の叫びも同じであろう。「信じます。信仰のないわたしをお助けください」。そこから、御言葉への必死の求めがある。私たちも御言葉に従うほかには道はないのである。私たちは神の言葉を求め、これに生きるように互いに励まし合っていく者でありたい。御言葉が私たちの血となり肉となるように。

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