99歳からの信仰のスタート(創世記17章1〜8節)
「アブラムが九十九歳になったとき、主はアブラムに現れて言われた。『わたしは全能の神である。あなたはわたしに従って歩み、全き者となりなさい』」(17章1節)。
アブラハム、この時にはアブラムという名前でした。アブラムに神様が顕れてくださったことがここに記されています。神様がアブラムに顕れてくださったのは、この創世記では三度目というのが今日の聖書の箇所です。一度目は創世記12章です。この時、アブラムは75歳でした。そして、二度目が15章。この時にはアブラムは85歳だったと言われています。
この箇所では99歳。当時の年齢の数え方は今とは違うとか、この時代の人々はとても長生きだったとも言われますが、それにしても、アブラムはもうずいぶん年を取っていました。そのような時、神様はアブラムに語られた言葉がここにあります。
アブラムは神様からアブラハムという名前をいただいて、99歳にして新しい信仰のスタートを切りました。99歳という高齢のアブラハムに対して神様が顕れ、呼びかけられたというのはすごいことだと思います。しかも全き者になりなさい、とまで言われています。神様はこのように、私たちに対しても、幾つになっても呼びかけておられるのではないでしょうか。神様にあっては、私たちは幾つになっても、何歳からでも、スタートできるのではないでしょうか。アブラハムは99歳からのスタート、あなたはどうでしょうか。
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