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災いの日々?(コヘレトの言葉12章1節)

コヘレトの言葉12章1節に「青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。『年を重ねることに喜びはない』と 言う年齢にならないうちに」というみ言葉があります。他の日本語訳と読み比べてみますと、「あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。悪しき日がきたり、年が寄って、『わたしにはなんの楽しみもない』、と言うようにならない前に」(口語訳)、「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また『何の喜びもない。』と言う年月が近づく前に」(新改訳)となっていました。私は口語訳の「あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ」で記憶しています。若いうちに、早いうちに神様を信じるように、と語っているみ言葉だと読んできました。この言葉の後半に「苦しみの日々が来ないうちに」とあります。これは口語訳では「悪しき日」、新改訳では「わざわいの日」となっています。年老いた日々のことを指しているのでしょうか?確かに私たちは年を取ってくると、体が弱ってきたり、あちこち病気が出てきたりします。すると、この聖書の言葉が示すように、それは「苦しみの日々」とも「災いの日々」とも思えるでしょう。しかし、真の神様に出会い、この方と共に生きる者にとっては、それは「災いの日々」ではないのです。主にあっては、たとえ様々な苦しみがあったとしても、「幸いの日々」なのです。そのことを私たちは人生の早いうちに知ることができたら、なお幸いです。年を取ることは悪いことではありません。

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